こんにちは。ツヅクです。
WordPressのデータはファイルと、MySQLのデータになります。
テストデータとしてMySQLのデータを複製したいと思ったのですが、容量が1GB以上もあってphpMyAdminの管理画面からアップロードできなかったので、黒い画面を利用してアップをしました。
(この容量でphpMyAdminでインポートできるレンタルサーバーはあるのかな・・・)
今回はサーバーはさくらインターネットサーバーです。
目次
WordPressのデータをエクスポート
さくらのコントロールパネルにログインしてphpMyAdminにログインします。データベースをエクスポートすると「***.sql」というMySQLデータをダウンロードできます。
(このデータがあればデータベースにインポートを行ってデータを移行できます)
WordPressのデータをインポート
新しいデータベースをコントロールパネルから作成し、エクスポートした時と同じように、phpMyAdminでデータベースにアクセスします。新規作成したデータベースなので、中身は空っぽです。
そこで上部にあるインポートタブに遷移して、さきほどのダウンロードしたMySQLデータをアップロードするのですが、MySQLデータが容量が大きすぎるとアップロードができません。。。
phpMyAdminを利用しないインポート
さくらインターネットはSSH接続が最初からできます。流れは以下です。
- FTPで「***.sql」をサーバーにアップ
- SSH接続でさくらのWebサーバーにログイン
- MySQLサーバーに切り替えてFTPでアップしたデータをインポート
FTPで「***.sql」をサーバーにアップ
ファイル転送ソフトを利用して、エクスポートしたMySQLデータをサーバーにアップロードします。
アップロード先はユーザ名の直下にアップします。
「/home/ユーザ名/ココ」
SSH接続でさくらのWebサーバーにログイン
FTPのファイル転送ソフトを利用する時と同じ情報でアクセスします。terminalを起動します。
FTP情報が以下だとすると
ユーザ名「tsuzu9」
サーバー名「tsuzu9.sakura.ne.jp」
パスワード「password」
$ ssh tsuzu9@tsuzu9.sakura.ne.jp
そして
Warning: Permanently added …と表示されたら、「yes」をタイプします。うまくログインができたら、Welcom to FreeBSD!と表示されます。
Welcome to FreeBSD!
%
データベースにアクセス
MySQLにアクセスします。
ユーザー名にはMySQLのユーザ名、-hはデータベースサーバー、-pのうしろは何もありません。
データベースサーバーはxxxは数字がはいる「mysqlxxx.db.sakura.ne.jp」といったものになります。
% mysql -u ユーザー名 -h データベースサーバー名 -p
パスワードを聞かれます。データベースのパスワードを入力します。
Enter password
MySQL
MySQLに接続されると、mysql > となります。
mysql>
コマンドをshow databases;と入力すると、作成されているデータベースが表示されます。
コマンドの後にはセミコロン「;」がついています。(私は、打ち忘れたときに「;」だけうつこともあります)
mysql> SHOW DATABASES;
use データベース名で、操作するデータベースを選択します。
mysql> use データベース名;
Database changed
use でデータデータベースを選んだら、データベースにテーブルが存在するか確認します。
作成したばかりなので、データベースのテーブルは存在していないはずです。
mysql> SHOW TABLES FROM データベース名
データベースのデータをインポートします。
mysql> source xxxxxxxx.sql;
データのインポートが始まります。
まとめ
大きなサイズのデータベースのデータもこれでインポートできるようになりました。
少しくらいのデータサイズオーバーであれば、zipやgz形式に圧縮すると、phpMyAdminでアップロード可能にもなるのですが、コマンドでインポートしないといけないケースはレアケース。たまにすると忘れているので、役に立つと嬉しいです
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